津軽森林鉄道の支線

森林鉄道登場までの木材の輸送方法としては、原始的な流送(管流、いかだ流し)であり、冬期間に雪ぞりによって山地から流送に適した地点に集められた木材は、春先の雪解け水により増水した河川に放流された。
木曽川などの大河を抱え、通年で流送可能な木曾地方と異なり、水源から海までの距離が短く、急峻で水量の少ない河川しかない津軽地方では、流送できる期間が春先の増水期に限られた。
また、水深が浅いため、流送による木材の損傷・紛失も多く、流送の途中で橋梁や耕地等に損害を与えることも多く、計画的な林業経営ができないほど輸送力は脆弱だった。
これを解決したのが森林鉄道であり、津軽半島の川筋には必ずと言っていいほど森林鉄道が敷設された。これが津軽森林鉄道の支線群であり、山奥から本線の通る平野部まで木材を運び続けた。

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新城支線

新城支線は、『全国森林鉄道』によれば昭和3年に開設され、昭和44年に廃止されている。津軽森林鉄道の本線廃止後も2年ほど運行されていることになる。新城支線の全長は7.5kmであるが、まだ全線の調査を終えていない。今回はとり … 続きを読む