歴史・コラム

エプソンダイレクト株式会社

2009年、津軽森林鉄道は開通100周年を迎えた。
明治42年(1909年)に開通した津軽森林鉄道は、昭和42年(1967年)に廃止されるまで、58年間にわたって津軽半島から木材を搬出し続けた。

ボールドウィン機関車による運材

津軽森林鉄道の歴史

森林鉄道建設の背景 津軽森林鉄道は、1906年(明治39年)に着工され、明治42年に完成した日本で最初の森林鉄道である。 日本三大美林のひとつとして知られる津軽半島の「ひば林」は、藩政時代から「御留山(おとめやま)」とし … 続きを読む
開通を記念して蟹田に招待された喜良市住民

津軽森林鉄道年表

津軽森林鉄道(本線)年表   明治39年度 蟹田、大沢内間の設計調査。 明治40年度 機関車4両購入。小股貯木場、蟹田桟橋建設。 明治41年度 蟹田から今泉までの22,922mを開設。貨車100台購入。今泉停車 … 続きを読む

コラム~津軽線交差説を検証する

1 津軽線交差説について 瀬辺地のページでも触れたが、津軽森林鉄道と旧国鉄(現JR東日本)津軽線が、蓬田村瀬辺地付近で交差していたという説がある。これを、以下「津軽線交差説」と言うことにする。 左の図は、「全国森林鉄道」 … 続きを読む

津軽森林鉄道の思い出

 津軽森林鉄道が廃止となった昭和42年、当時私は小学3年生でした。津軽森林鉄道が実際に走っている姿を記憶している最後の世代と言ってもいいかと思います。 当時、母方の伯母の家が青森市沖館の「津軽森林鉄道碑」がある辺りにあっ … 続きを読む