津軽森林鉄道は、青森貯木場から蟹田に向けて、陸奥湾に沿って津軽半島を北上する。廃止後42年を経ても起動跡は明確に残っていた。
旧青森営林局(青森市森林博物館) 津軽森林鉄道完成の1年前の明治41年に青森産のヒバ材で造られたルネッサンス様式の旧青森営林局庁舎(現在は青森市森林博物館、地図A地点)である。後方の茶色の建物は2代目の青森営林局庁舎で …
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津軽線交点~野木和公園 津軽線との交差を過ぎるとまた道は一直線に進む。 途中、東北新幹線の高架の下をくぐる。(写真は工事中のもの) 東北新幹線の高架を過ぎてから程なく地図A地点に到着する(写真左)。ここで津軽森林鉄道 …
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野木和公園~瀬戸子(その1) 軌道跡が行き止まりとなったので、A地点の東側からA地点に接近する。前方の一段高くなっている部分が軌道跡である。 ここが先ほど行き止まりとなった地図A地点である。 さらに前方に進むと、突 …
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青森飛行場の拡張と津軽森林鉄道の付替え 上の2枚の地図を見比べていただきたい。左が昭和17年発行50000分の1地形図「油川」、右が昭和29年発行50000分の1地形図「油川」である。赤線はどちらも津軽森林鉄道である(わ …
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瀬戸子~内真部 地図A地点から北方向を撮影したものである。軌道跡は農道として利用されている。道路面は周囲の土地より高く盛土されており、築堤されていたことがわかる。道幅も1車線分しかなく、おそらく当時のままであろう。 …
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内真部~六枚橋 地図A地点から南方向を見たもの。軌道跡は県道屏風山内真部線を横断して、黄線のように進む。 県道を横断して内真部川へ向かう軌道跡。道路としては使われていないようであるが、軌道跡ははっきりとわかる。 鉄道 …
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六枚橋~後潟 地図A地点で津軽森林鉄道本線の進路が確認できないため、大きく迂回して地図C地点に移動する。C地点から地図B地点へ接近する。ちょっと見た感じでは農家の私有地のようにも見える。 B地点の橋はなくなっているが …
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長科~阿弥陀川 こちらは地図A地点である。軌道跡は蓬田村に入る。この先で右にカーブして、山を離れ海岸に向かい始める。 B地点の手前、道路の左側に古タイヤが山積みされている。誰が捨てたものか、不法投棄である。 地図B …
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阿弥陀川~瀬辺地 この橋は、地図A地点、蓬田川に架かる橋である。また何かあるかと思い、下を覗いてみるが森林鉄道の痕跡は何もなかった。 A地点からはまっすぐに軌道跡が延びている。前方の森を抜けるとそこが地図B地点である …
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瀬辺地 瀬辺地の辺りで、軌道跡はJR津軽線と平行しているが、軌道跡を通ることは難しい。津軽線の線路と軌道跡が余りにも接近しているのだ。この辺りの軌道跡はこちらの空中写真を参考にして欲しい。 さて、これは国道280号から …
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瀬辺地~広瀬 JR津軽線と軌道跡を横に見ながら、西側の道路を移動する。地図A地点で、何か妙なものがあるのに気が付いた。 近づいてみると、小さいながらも鉄橋だ。枕木も残っている。森林鉄道のものに間違いないだろう。 そ …
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広瀬~旧蟹田土場 広瀬を過ぎると、山が海に迫ってくる。そのため、地図A地点辺りでは道路と津軽線が並んで通っている。ちょうど津軽海峡線の貨物列車が通過している。 地図B地点で外ヶ浜町(旧蟹田町)に入るころには、道路の右 …
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